【S17】†廻・ヨガザリガニ構築†【最高2045、最高17位】
7世代もついに終わってしまうので、自分なりの7世代チャーレム入り結論パをここに残したいと思う。
最高レート:2045
最高順位:17位(レート2029時点)
【簡易PT紹介】
@メガ石 ヨガパワー 陽気AS とびひざげり 雷パンチ 冷凍パンチ 猫だまし
@命の珠 適応力 意地Abs クラハン はたきおとす けんまい アクジェ
@電気Z エレキメイカー 控えめCS 10万 草結び 吠える ボルチェン
@輝石 アナライズ 図太いHBs イカサマ れいビ 電磁波 自己再生
@残飯 バトルスイッチ 意地HA シャドクロ 聖剣 かげうち キンシ
@毒玉 ポイヒ 慎重HD 地震 岩石封じ ギロチン 羽休め
→
チャーレム(♂)
チャーレムナイト
NN:よが★きんぐ
特性:ヨガパワー → ヨガパワー
性格:ようき(S↑ C↓)
技構成:とびひざげり †かみなりパンチ† れいとうパンチ ねこだまし
実数値(努力値)
メガ前:135-112(252)-95-X-96(4)-145(252)
メガ後:135-152-105-x-106-167
技範囲を広く取ったヨガ。猫騙しの与ダメで相手の型を判別、交代読みの技選択も絡めていく。刺さる相手には刺さるが、かみなりパンチが活きない場面も多いため、しねんのずつきを採用し、リスクを増やして技の火力底上げを狙ったほうが、レートシステムでは長期的な目線でいいかもしれない。 7世代におけるチャーレムはリスクに見合ったリターンを得られる強さは無い。このチャーレムの型はリスクを最小限に抑え、技範囲を広げることにより少しでも選出の機会を増やしたものである。しかし、タイプ不一致弱点では1撃で倒せない場合も多いため、サイクルの最中に相手ポケモンを削らなければいけない。チャーレムに後出し性能は無く、ねこだましの通りも良いわけでもないため、改めてこのポケモンの難しさを痛感した世代であった。特に愛があるわけでも無く採用理由は義務感である。
シザリガー(♀)
いのちのたま
NN:やくざちゃん
特性:てきおうりょく
性格:いじっぱり(A↑ C↓)
技構成:クラブハンマー はたきおとす †つるぎのまい† アクアジェット
実数値(努力値)
139(4)-189(252)-119(108)-x-75-93(140)
対受けループ用ポケモン。調整は完全に受けループを意識。Sは4振りエアームド抜き抜き調整、Bに少し厚く振っているのはA無振りグライオンの地震を確定3発にするため。
このポケモンの一番の役割は選出誘導である。バシャーモ、ウルガモスの選出を抑制しマンダやレヒレを誘う。他の5体に比べ、この枠は選出する機会が少ない。選出誘導に特化した枠を入れたほうが勝率アップに繋がるかもしれない。7世代のシザリガーはカプ系、ミミッキュの登場、マンダ、グロス軸の流行により選出タイミングがとてもシビアとなった。逆に考えれば、それらの枠を呼びやすいということなので、そこを利用して崩す戦い方を意識していた。受け回し構築に対して選出した際の活躍は素晴らしいため、選出誘導ができ、且つ選出した際は高い勝率を誇るという点で優秀である。
カプ・コケコ
デンキZ
NN:Tapu Koko
特性:エレキメイカー
性格:ひかえめ(C↑ A↓)
技構成:10まんボルト くさむすび †ほえる† ボルトチェンジ
実数値(努力値)
145-115-105-161(252)-96(4)-182(252)
最速ジャローダ抜き。構築単位で重いカミツルギやウルガモスをデンキZで一撃で倒すため、カバルドンやキノガッサに対する処理速度アップのため控えめとしている。吠えるは特にオニゴーリのために採用。ポリゴン2で相手の1体を突破し、あえてオニゴーリのみがわり起点となり、コケコ後出しから吠えるで流していく。デンキZや後述の聖剣ギルガルドへボルトチェンジで繋ぎ、オニゴーリに対してなるべく運負けを回避する。吠えるは読まれづらく、バトンパ等相手の理想展開も崩せるので重宝した。
ポリゴン2
NN:iPhone XS
特性:アナライズ
性格:ずぶとい(B↑ A↓)
技構成:イカサマ れいとうビーム †でんじは† じこさいせい
実数値(努力値)
191(244)-76-156(236)-125-115-84(36)
Sは麻痺後最速100族抜き調整。ガルーラ、リザードン、意地グロス、ミミッキュに対し上を取っていく。ゲンガーに麻痺を入れ後続のポケモンに繋ぐ点でも優秀だった。相手のPTにボーマンダ、ミミッキュ、ガブリアス、ギャラドス、リザードンが居る場合は必ず選出するように意識することが大事。ほぼ100%選出していたくらいにこのポケモンを信頼していた。起点にされることも多いが受けポケモンとしての汎用性は抜き出ており、ポテンシャルの高さが際立っていた。
or
ギルガルド(♀)
たべのこし
NN:ほこ☼たて
特性:バトルスイッチ
性格:いじっぱり(A↑ C↓)
技構成:シャドークロー †せいなるつるぎ† かげうち キングシールド
実数値(努力値)
シールド:167(252)-112(252)-170-70-171(4)-80
ブレード:167-222-70-170ー71-80
コケコと同時選出することもあるため残飯所持、かげうちや聖剣の火力を確保し、瞑想への対策ともなるため物理型にしている。テテフやレヒレ入りへのサイクル要因として重宝した。聖剣は主にオニゴーリ対策として優秀であるが、残飯の持ち物を見せた後の聖剣は警戒されないため、悪タイプ交代読みの聖剣が刺さる場面も多々あった。ホルード、ポリゴンZ、カビゴン、ミミロップなどのノーマルタイプへの打点があることで選出の幅を大きく広げる結果となった。
グライオン(♂)
どくどくだま
NN:さそりーぬ
特性:ポイズンヒール
性格:しんちょう(D↑ C↓)
技構成:じしん がんせきふうじ †ハサミギロチン† はねやすめ
実数値(努力値)
181(244)-119(28)-145-x-137(236)-115
無理な構築を誤魔化すため、ワンチャンスが生まれるギロチン搭載。試行回数を稼ぎ数的有利を取りに行く。守るでは回復量が足りないため、岩石封じとも相性のいい羽休めを採用。それによりカバマンダガルド等に対しサイクルを1からやり直せる展開が強かった。ヨガザリガニの2体で構築が埋まると、どうしても無理な構築、展開ができてしまうためにハサミギロチンは必須レベルの技である。選出画面時点からハサミギロチンで勝つ試合かどうかを決め、無理な構築には積極的に一撃必殺を狙い試行回数を稼いでいた。主に打ちたい相手はテッカグヤ、フシギバナ、ドヒドイデ、カバルドン、ランクルス、ピクシーあたりである。これらが居る時は、相手の裏を考慮しながら積極的に一撃必殺を狙っていた。
【主な選出パターン、選出順非考慮】
①
を通しやすい場合。メタグロス軸等。
②
同上。 テテフ、レヒレの居ない構築へ。
➂
を通しやすい構築へ。カバマンダガルド等。
④
対オニゴーリ用。
➄
対受けループ用。
⑥
がっつりサイクル戦。テテフ入り等に対して。
⑦
ロマン。よくわからないマイナー系の構築等相手じゃないとまず出せない。
【最後に】
ついに7世代が終わるということもあり、最終シーズンは6世代から使い続けてきた†ヨガザリガニ構築†で締めくくることとした。6世代ほどの強さは一切無く、正直苦しい構築でしか無かったが自らのプレイングスキルは相当鍛えられたのではないかと思う。約4年間使い続けてきた構築だがここで完結とし、8世代では別のポケモンを相棒としたい。
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