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ポケモン徒然日記

S8パーティ構築紹介

 

 みなさまシーズン8お疲れ様でした。過去に例を見ないようなレートのインフレでしたが結果はいかがだったでしょうか?ぼくはインフレの恩恵かもしれませんが、初めての2100に到達することができました。追い込み前に乗せれたのでそこからは潜らず、最終196位でしたが初2100を記念してパーティ紹介記事というのを書いてみたいと思います。
 
 
 

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NN:おひめさま
ボール:プレミアボール
特性:いたずらごころ 性格:おだやか 持ち物:たべのこし
 
技構成:イカサマ でんじは いばる みがわり
 
実数値(努力値):161(228)-76-111-X-150(236)-101(44)
 
 
 よく見るいばみがクレッフィですね。特殊相手に繰り出したり麻痺を撒くのがお仕事です。クレッフィミラーで負けないようにポケ徹に載っているテンプレクレッフィ抜き抜き調整にしています。今のところこのクレッフィより速いクレッフィを見たことがないです。Aの個体値は0です。なぜなら、威張るによりAが4段階上昇してしまってからイカサマを被弾すると、Aの個体値が16以上の場合は身代わりが確定で壊れるのに対し、Aが逆Vの場合は身代わりが中乱数で壊れるようになるからです。A0を粘る意味はあると思います。
 いばみがが強いのは言うまでもないですが、何よりもいたずらごころからのでんじはに助けられた場面も多かったです。僕のパーティはSが低いポケモンが多く、上から殴られて終わることも多かったです。特にメガリザXにニトロチャージを積まれて負けるという場面も多かったのですが、ニトロチャージなら一撃は耐えるので後出しから麻痺を撒き、機能停止にするということも多かったです。最悪ラスト物理相手に威張り、ワンチャン残すことができるのも強みです。選出率は3割程度。
 
 
 
 

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ゲンガー(♂)
NN:ノリノリくん
ボール:ムーンボール
 
特性:ふゆう→かげふみ  性格:おくびょう  持ち物:ゲンガナイト
技構成:シャドーボール ヘドロばくだん ちょうはつ みちづれ
 
メガ前実数値(努力値):159(188)-63-83(20)-151(4)-101(44)-178(252)
メガ後実数値      :159-63-103-191-121-200
 
 一対一交換要員。パーティでどうしようもないガルーラローブシンを道連れで強引に持っていきます。よく見る有名な並び、ガルクレセのクレセリア交換時に読んで出していき、挑発を入れることでクレセリアを突破、その後ガルーラを道連れというパターンもすごく多かったです。終盤で増えていたガモス対面では必ずと言っていいほどちょうのまいから入られるのでちょうはつを入れ、ヘドロ爆弾二発で葬ることが多かったです。ヘドロ爆弾をやめて気合玉にしたい場面も多かったのですが命中安定技、追加効果の魅力を考えてヘドロ爆弾にしました。見られる範囲が多く、選出しておけば間違いないという一体です。ゲンガーはよくイカサマを被弾するのでA個体値は0にしておくことをオススメします。
 この子の選出率は8~9割ぐらいだと思います。
 
 

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サンダー
NN:メガエモンガ
ボール:プレミアボール
特性:プレッシャー   性格:ずぶとい  持ち物:オボンの実
技構成:10まんボルト ねっぷう どくどく はねやすめ
 
個体値:31-11-31-31-31-28(めざパ:氷)
実数値(努力値):191(204)-90-149(244)-148(20)-111(4)-123(36)
 
 
 厳選がんばったから使いたかったマン。ほぼ理想めざ氷個体ではあるが安定的に選出できるのは毒羽根型であると思い、毒羽根型へ変更、うれしいような悲しいような、抜群の安定感を誇った。クレセリア、ポリゴン2、バシャナットサンダー、ギャラナット、ハッサムマリルリに対して選出していく。Sは準速ガッサ抜き、Bはマリルリはらだいこアクジェを確定で耐え、10まんボルトで狩れるようにしている。どくどく、ねっぷうをよく外す芸人魂の塊。HP満タンの状態からメガハッサムに対し熱風を2連外して負けたのはいい思い出。
 余談ですがめざ氷は火力アップアイテムを持ち、特化させたりしなければ倒したいポケモンが確定一発にならないことから、耐久型にする場合は無理にめざパ厳選しなくてもいいのではないかとこのシーズンから思い始めました。(サンダーに限らず)特にこのパーティでは後に紹介するポケモンで氷は事が足りており、状態異常撒きにしたほうが安定すると思われます。実際、耐久ポケモンに対して仕事を必ずしてくれました。どくどくを外さなければ。選出率は3割ほど。
 
 

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ボール:ドリームボール
NN:む~みん
 
特性:マルチスケイル 性格:いじっぱり 持ち物:ラムの実
技構成:げきりん じしん しんそく りゅうのまい
 
実数値(努力値):173(54)-198(204)-118(20)-X-121(4)-129(228)
 
 テンプレ竜舞ラムカイリュー。詳しい説明はポケ徹に載ってますのでこちらをどうぞ。http://yakkun.com/xy/theory/n513
このパーティの見せポケ。選出はほとんどしていなかったです。ですがラム、マルチスケイルといった優秀な持ち物、特性の相性から選出した時は仕事をよくしてくれていました。このパーティが重いリザードンに対して有利であり、1回舞ってしまえば簡単には止まらないのが強み。物理受けをよく呼んでしまうのですが、そういうポケモンに対しては先ほどのクレッフィ、サンダーが強いので問題なし。後に紹介するポケモンが呼ぶガブリアスに対して強いので問題なかったです。選出をほとんどしなかったので他のポケモンに変えてみたりもしましたが、著しく勝率が下がってしまったのでやはりこのパーティの見せポケとして大いに役立ったのだと思います。選出率は1割に満たない程度。
 
 

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NN:ぽち
ボール:ダイブボール
 
特性:プレッシャー 性格:ずぶとい 持ち物:ゴツゴツメット
技構成:ねっとう れいとうビーム ミラーコート ほえる
 
個体値:31-11-31-30-31-31(めざパ:電気)
実数値(努力値):207(252)-76-180(228)-113(24)-135-106(4)
 
 同じく厳選がんばったマン。初手で出した時の安定感には感動する。ガルーラに対して役割をと思っているが、型によっては倒せないのがやはりガルーラというポケモンのすごいところ。
 ねっとうで交代先にやけどを入れたり、範囲の広いれいとうビーム、起点回避のほえるに特殊にもワンチャンが生まれるミラーコートを搭載。安定感が抜群でした。ただし、瞑想ねむカゴスイクンには手も足も出ないので後続でケアは必要。終盤ではミラーコートを警戒した立ち回りが非常に多く、思ったよりも活躍しにくい戦いが増えてきたので環境に合わせた型の変更、技変更が必要です。とはいってもこのポケモンも出しておけば間違いのないポケモンであり、選出率は7~8割ほど。
 
 

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マンムー(♀)
NN:むったん
ボール:タイマーボール
 
特性:あついしぼう 性格:いじっぱり 持ち物:とつげきチョッキ
技構成:つららばり じしん こおりのつぶて じわれ
 
実数値(努力値):185-188(164)-100-x-101(164)-123(180)
 
 
 このパーティの主人公。絶対的エースであり地雷枠。みんなの度肝を抜くのがお仕事。Dはダウンロード対策、Sは準速ガッサ抜きである。霊獣ボルトの珠きあいだま、ステロ無しなら臆病メガルカリオのラスカノを確定で耐えるというとこのポケモンの耐久力が分かってもらえると思う。戦っている最中に気付いたのだが、メガクチートのふいうち被弾後にガモスのさざめきを耐える(もしかしたら乱数だが)
 さて、技構成を見て驚いた人も多いと思うがこのマンムーは地割れを搭載しています。一瞬運ゲーの要素が強そうに思えますが決してそういうわけではありません。例えば、熱湯2回打った時のやけど率は約51%です。3回打てば65%ですから3割は決して低い確率ではないんです。試行回数を稼ぐ、これが重要になってきます。このマンムーは最低2回、なるべく3回は地割れを打てるようにと考えています。
 具体的なダメージ計算ですが、4振りスイクンの熱湯を確定3発、ダウンロード不発のポリ2(ひかえめぶっぱ)トライアタックを確定4発、(C+1なら確定3発)、イカサマ確定3発である。つまり最低3回、交換読みを含めば4回は試行回数が稼げるようになっています。実際、交換読み地割れを決めた試合が数えきれないほどありました。例えば、サンダーに対してマンムーを後出しすると必ずナットレイが出てきます。それを見越して地割れを打てれば試行回数は十分に稼げるのです。相手の耐久ポケモンを削りさえすれば相手のサイクルは崩壊し、試合展開が非常に楽になります。また、地割れを透かそうと飛行ポケモンを出そうとしても氷が刺さるのだから相手にとっては非常に厳しい。技範囲の広いマンムーだからこそできることです。
 レート中にマンムーが地割れで相手にしていた耐久ポケモンは、スイクン、ポリゴン2、ナットレイ、ラッキー、ハピナス、ピクシー、フシギバナ、ヤドラン、ヤミラミと非常に多かったです。そういったポケモンが裏に控えている場合は有利対面から積極的に交換読み地割れを打つ。もちろん1度地割れを打って外せば他のポケモンに引き、再度試行回数を稼ぐチャンスを探す立ち回りが必要ですが、思った以上に地割れは当たるからぜひ一度使ってもらいたいです。
安定的な技を選びたい場合は、地割れの代わりにはたきおとす、岩技を入れることで活躍できます。このパーティでのこの子の選出率は9割を超えていました。
 このポケモンの可能性は無限大です。現在も模索中であり、もっと良い調整もあるはずなので今後も研究していくつもりです。
 
 
 
 
 XYのシーズン6から使っていたパーティだが、いったんここで解散しようと思います。2100到達したこともありパーティ紹介をしました。有名構築、流行り、環境は変わっていくけれど、やはり自分らしさを出したいので新たなポケモンの可能性を探しながら、オリジナリティあふれるおもしろいパーティを目指して新パーティを考察したいと思います。CASなどでレート配信しておりますのでぜひ皆様遊びに来てくださいねー。立ち回り、質問等あればTwitterから気軽にどうぞ。ではまた!